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番外編 セリフ劇2

黒い砂漠(セリフ劇)

以前やったセリフ劇を、また書いてみました。今回は、ギャグ100%だった前回と違いちょっとシリアス気味w かなり長いので、気が向いた方だけどうぞ。

 

~カルフェオン市場通り3-6番地1階~
フォル兄「よぉ、クレージュ、その大量の穀物は何だ?」
クレ姉「もちろん、労働者さん達の為にビールを造る為ですわ。今では27人もいるから、なくなるのも早いのよ」
フォル兄「そんなに増えていたのか。道理で町ですれ違う事が多いと思ったぜ」
クレ姉「加工物も増えて、ミオさんも手一杯だって言っていましたわ。あら、貴方はこれからどこへ?」
フォル兄「もちろん、マンシャだよ。最近は、涼音の奴がデイリーやっちまうことが多いから、オレは豚肉調達な。全く、オレはジャイアント屠殺人かっつーの」
クレ姉「あら、豚肉なら魔女さんがもう済ませましたわ。涼音さんが釣りでお魚調達して下さったので、ペット達の餌も作りましたのよ」
フォル兄「あ? そ、そうなのか……」
クレ姉「じゃあ、わたくしはこの辺で」

 

~カルフェオン ホープ銀行前~
フォル兄「最近、オレの出番ねーよな。他の奴も労働者もえらく忙しそうなのによ」
ミオ「あっ、フォル兄さん、ちょうどいい所に」
フォル兄「何だ、ミオかよ。加工の仕事は終わったのか?」
ミオ「いや、まだなんだけれど。手が離せないから、ちょっと煙突掃除とスギ板のデイリー済ませてきてくれない?」
フォル兄「……いや、あの」
ミオ「あと、暇ならハイデルにも遠征出来る? 赤い木のこぶが溜まっちゃって、もったいないからララちゃんのデイリーとかもついでに」
フォル兄「ああ、分かったよ! どーせ、オレは暇なんだよ。行ってくる」
ミオ「ハイデルに行ったら、倉庫整理もよろしくね」
フォル兄「だーーっ、分かったよ!!……オレ、ホントにこの家に必要なんかな……成り行きのまま、居ついちまったけど、この辺が潮時なのかもしれねーな」

 

~ハイデル 雑貨屋~
ララ「あら、フォルジュロンさん。今日は随分と暗いお顔なんですね」
フォル兄「よぉ、ララ。オレさ、もしかしたら、あの家を出て、また旅に出るかもしれねー」
ララ「え、急にどうしたんですか?」
フォル兄「最近、何か急に暇になってよ、簡単なパシリしかしてねーんだよ」
ララ「ああ、なるほど。それが気に入らないんですね?」
フォル兄「ひでーと思わねーか? オレはあの家で唯一の野郎だから、デーンと身体張って、アイツらを守ってやりてーのによ。ただのパシリ扱いだぜ」
ララ「ふふっ」
フォル兄「ん? 何がおかしーんだよ」
ララ「いつも喧嘩してばかりなのに、本当は、あの家の皆さんの事を、とても大切に思ってらっしゃるんですね」
フォル兄「な!  そんなこたー……い、いや、アイツらには何だかんだ世話になってるしな……」
ララ「血は繋がっていなくても、お互いを大事に思う心があれば、立派な家族だと思います。私も孤児院の妹や弟達は、この世で一番大切な家族です!」
フォル兄「ララ、おめーって奴は偉いよな。辛い事もいっぱいあんだろうに……何かあったら、オレに言えよ!」
ララ「ちょ、ちょっと、フォルジュロンさん、息が出来なくて苦しいです! 」
フォル兄「あ、す、すまねぇ……」
ララ「でも、嬉しかったです。また私に家族が増えた気分ですよ」
フォル兄「おう、オレで良かったら、いつでも頼れよ」
ララ「ありがとうございます。フォルジュロンさんも、家を出るなんて、もう言わないで下さいね」
フォル兄「……ああ、そうだな。カルフェオンに帰るか」
ララ「また、お待ちしてますね!」

 

~カルフェオン 取引所前~
涼音「フォル兄、ハイデルに行っていたの?」
フォル兄「ああ。涼音、マンシャの帰りか?」
涼音「あっ、うん、そーだよ」
フォル兄「なぁ、デイリーはオレがやっから、お前は釣りに専念してもいいんだぞ」
涼音「うーん……もうちょっと待ってくれたら、交代するから」
フォル兄「は? もうちょっと待つって何を?」
涼音「……」
魔女「もう、涼音さん、言っちゃダメって」
涼音「あっ、魔女さんいたのね。ごめん~でも、ミオがフォル兄がスネてるって言っていたから、見てられなくって」
フォル兄「どーいう事だよ、お前ら」
涼音「あのね、いっつもフォル兄が血だらけで帰ってくるからさ、痛々しくて」
魔女「GAの戦い方って体当たりだから、どうしてもそうなるのは仕方ないけれど……でも、傍から見ていると心配だから、みんなで相談して、お金貯めて、もっと良い装備を買おうってなったのよ」
フォル兄「……お前ら……」
涼音「やっぱり、フォル兄は戦っている時が一番楽しそうだから、もうちょっと待ってね」
フォル兄「そういう事だったのか。すまねぇ、オレは、勝手にパシリに格下げされたと思ってスネちまって。大人げねーな」
魔女「私も今度からエリクサーを作って援護します。でも、約束して欲しい事が一点」
フォル兄「ん? 何だよ」
魔女「くれぐれも、無理はしないで下さいね」
フォル兄「ああ、約束するぜ!」

これにて、一件落着と思いきや、ハイデルでララとのやり取りを見ていた周囲の住人が、フォル兄さんを『ロリコン』と勘違いし、しばらく噂話になったが、それはまた後日の話。ちゃんちゃんw

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